北見高齢者・こども110番の家 地域食堂 『きたほっと』

北見高齢者・こども110番の家とは、地域の困った高齢者等が、「高齢者・こども110番の家」のステッカーの貼ってある家を訪ね、その家から地域包括支援センター等へ連絡して頂き問題解決に繋げていく。これを北見市内に広めていく事を目的とした拠点が、地域食堂「きたほっと」(誰でも集えてほっとする食堂)です。

講義終了から

on 2014年5月25日

認知症サポーター養成が始まり翌年から、

何度も何度も認知症についてお話をさせていただいているが、

ようやく、

認知症の人の代弁者として

やっと自分の言葉で

認知症サポーター養成の資料の中身が把握できてきた思いである。

医学的な見解と

現場で起きていることの整合性は、

現場で認知症を患う人が先生となって学びをいただいたものである。

※※※※※※

地域において

もの忘れが多くなり

認知症と診断されても、

周りの環境や認知症の進行を妨げる薬により

治ることは無いが

機能を回復する事が出来る。

☆☆

実際に友人から「母が一人での暮らしができなくなった」と相談があり、

早期の受診から

認知症の進行防止薬を投与されると、

これまで痛かった腰も痛みは緩和され

できなくなっていた料理が再びできるようになり、

介護保険申請から要介護となっても

サービスを早期に入れながら

今も一人の暮らしを継続する事が出来ている。

また地域では、ご家族等が「周りに迷惑をかけては困るから」と、

すべての町内会等の役職をご本人から取り上げてしまうと

自信を失くし

「自分は不必要な人になったのだ。

生きていても仕方ない」と生きる意欲を失ってしまうこともある。

☆☆☆

このような場面では

町内会などの組織の人等の配慮が必要で、

自信を失くさないように直接、大きな責任が無く全体を見守る

「名誉町内会長」のような立場で見守ると

これまでと同様に町内会の催しに役員の立場で参加する事が出来る。

今までは「病気になって役員を辞めたんだ」と聞いていた人等も

実際には計算が合わなくなったり、

もの忘れからの失敗から、ひきこもりになってるケースが多くなってきている。

★★

認知症の人462万人+軽度認知障害400万人と認知症の人の数と地域力は並行してはおらず、

まだまだアンバランスな状態であるが、

認知症と診断された役員さんは町内会に新しいレールを敷く先駆者としての役割があり、

直接、お話を伺う場を提供し

どのようにすることが良いことなのかをお聞きするのも必要だなーと、

痛みの真っただ中にいる人等から、

また、学びをいただいた。

★★★

2000年の介護保険導入から

ずいぶんと認知症の理解が深まっているが

地域での対応はまだまだ今一つである。

認知症になったからと排除するのではなく

町内会や地域においては、

取り込む大切な時期であることを現場から学ばせていただいた。

☆★☆

昨日は、市会議員さん等も出席され最後までお聞きいただいた。

市民と共に学び市民と共にスクラムを組み

一歩ずつ地域を開拓することこそ

市民が求める市民に親しまれる人物優先の議員さんの姿のようだと

大変僭越であるが

市民と一体となった姿から思わさせていただいた。

また、若い人等への認知症の理解が不足していることは事実である。

組織や会社ぐるみで認知症を学ぶことこそ、

長寿国日本にふさわしい

地域貢献NO1の組織や会社と言えるだろう。



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