高齢者110番の家 地域食堂 『きたほっと』 From 北見市新生町

高齢者110番の家とは、地域の困った高齢者等が、「高齢者110番の家」のステッカーの貼ってある家を訪ね、その家から地域包括支援センター等へ連絡して頂き問題解決に繋げていく。これを北見市内に広めていく事を目的とした拠点が、地域食堂「きたほっと」(誰でも集えてほっとする食堂)です。

2013年行く年、2014年来る年

「きたほっと」2013年は改めて皆様との結束の固さや、

内容の充実に少しだけ進歩させていただいた年となりました。

2014年は“大きく力を入れるネットワークづくりの年”と、

「北見高齢者110番の家」の加藤会長共々考えさせていただいております。

暮れには、

北海道から認知症高齢者110番の家のシールも届き、

手にしてみると手ごろな大きさに納得です。

大きな紙面は、理解を得るためのちらしでありました。

2014年は、東京での各地域の意見交換を活かし、

もっともっとネットワークを固める試案が浮かんできます。

関係者の皆様とより深く意見を交換しながら、

地域に自然体で密着でき、尚且つ

「助かった!・安心だね」と言う

地域の安全網〟セーフティネット〟の輪を広げるお手伝いをさせていただきます。

☆☆☆♪☆☆☆

興部町で「サロンほっと」ができました。

まだまだ、地域の皆様の温かさをいただく場面のようですが、

このサロンが、地域の新しいレールの一歩となれば喜ばしいことでありますね。

有志の皆様や地域包括支援センターのご尽力の賜物ですね。

☆☆☆♪☆☆☆

限りある人生の一日を自分以外の為に働かせていただくことは、

日頃の修養が鍛錬となり

最期の場面で取り乱すことのない

目には見えない心の貯金と心豊かな老後の人生を示唆するものと考えます。

・・・・お礼・・・・

2013年、各方面の皆様には大変お世話になりました。

2014年もご縁のありました皆様方と、

今を生きる世代に任された任務を全うできるよう

微力ながら一歩でも前進できるよう行動へ移させていただきます。

2014年も何卒宜しくお願い申し上げます。



~きたほっとクリスマス会~

今日も元気に忘れずに皆さんがお越しになりました。

男性のご利用Oさんも、ここに来るのが楽しみになったと来所していただけました。

いつもの準備体操から血流を良くする体操、

「眠れないんだ」の言葉から寝る前の血流を促進する体操と足浴の勧め、

体操後は、脳活性化体操ですが、

何のために行うのか事前の納得をいただき実施!

更にはテーマから

自分なりに言葉を組み立て、相手に伝え、更には他の方からの意見を聞き取り、

更に話を交流させる。

☆☆☆

今年になり数回の参加の場面となった方もおりますが、

北見でも仁頃方面の方が多く、

認知症の人を介護する娘さんからも「母もその近くの出身でが大きな川があったといっていました」と

親の言葉を証明をしていただける場面となりました。

☆大雪の注意☆

また、参加者から平成16年の大雪と同じように大雪が来るかもしれない。

灯油ストーブの煙突が雪で塞がれないようにと、

大事な記憶からの注意が促され、

また「かんじきはとても重宝で、雪に埋まらず道をつけてあるく事が出来る。

子供等にも教えてあげたい。自宅にもある」と

当時を振り返る話題も出てきました。

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困ったときには互いに電話をかけあいましょう・・と。

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☆戦後のケーキの思いでより☆

今は物が豊富になってケーキでも、どこでも今は買うことができるけど、

〇〇市の護国神社の近くに家があった。

戦争当時は兵隊さんばかりよく見かけていた。

戦後、母親に早く死なれ、クリスマスには妹にケーキを食べさせたいと何キロも離れたデパートへ歩いて求めに行った。

ケーキを買うのも長者の列だった。

長いこと並んだが、自分の前でケーキが売り切れた。

妹にケーキを食べす事が出来ないと思うと悲しくてき泣き離れた家まで歩いて帰った。

今でもケーキを見ると思い出す。

・・・親と一緒に暮らせることが一番とのお話も・・・

幼いころ、戦争から戻った父は体調が悪く間もなく死んでしまった。

母親も早くに亡くした。

自分等は、貧乏で貧乏で本当に大変だった。

兄妹が多く、生きていくこと、食べていくことに精一杯な時代で兄妹みんなが別れて育った。

でも、みんな頑張って、それぞれの小さな家を持つ事が出来た。

今は残った妹と懐かしくその当時の話をする。

どのような狭い家でも

家族が共に助け合いながら暮らすのが一番のうらやましい出来事だったように思えてくる。

今、みなさんと会話でき、ここに来る事が出来て本当にうれしい!!

最後は、当会会員の日赤奉仕団朗読ボランティアのSさんが赤穂浪士を読んでいただき、

皆さん真剣に目を閉じ自分ながらの映像を動かされました。

◆◇♪◆◇♪

このような日常の暮らしがあったことを語り継いでいく場面が必要だなーと考えます。

今日は、まだ学校があり学生さん等と交流ができませんでしたが、

市内の感染(ノロ・インフルエンザ)が安定した後は、

交流の機会をぜひとも持ち、

昔の国民目線の日常の暮らしを伝えていくことの大事さをひしと感じさせていただきました。

しかしながら、心の豊かさは今とはくらべものにはならぬほど満たされた時代でもあったようです。



きたほっと通信 12月14日

馴染みの方の参加も定着し、

回を重ねるごとに、体操や脳活性体操が当たり前になり始め、

「家では一人ではできない。ここに来ると頭を使い声を出すから」と、

みなさん健康には特に注意を払っています。

また、口々に「先日の喫茶店のクリスマス会楽しかった」と言っていただけてました。

一段と親密さが深まっているようです。

来週は、

盲人の方への録音ボランティアを長いこと続けている方の、

会員の朗読を予定しております。

・・・

体操後は会話の時間です。

☆・・♪・・☆

また「息子等が古い物を捨てれと言うが捨てられない。どれも想い出がある」と、

深刻そうに話されました。

☆・・・・・耳寄りな話・・・・☆

通所や入所になった場面では

本人の大事なもの(ほかの方には捨てるものでも)を、

持参していただけるだけで、

環境が変わる中においては、とても心が落ち着く場面となります。

☆・・・・♪・・・・★

捨てられないものは、

なぜ、捨てられないのか、

お聞きしていただくと納得する理由があることが判明する場面もありますね。

・・・訃報・・・

終了後に仲間から、約1か月ほど前に

「きたほっと」開店から2~3回ほど参加していただいたY子さんが先日亡くなったと・・。

病弱な方でしたが急な体調悪化であったようです。

かかりつけ医の定期受診へ行き、大きな病院を紹介され間もなくのことでした。

子供さんも遠く、

一部の会員とは電話のやり取りがあり、

入院する数日前に「きたほっと」へ来ていただき、

いつもは来客でしたが、初めて少しの時間プロンをつけていただけました。

病弱は知っておりましたので椅子に座ることを勧めましたが、

にこっと笑顔で返していただけました。

***☆***

心細くなっていたのかもしれません。

自分も仲間になりたいと思ったのかもしれません。

そのときの笑顔が浮かびます。

・・・

Y子さん来ていただいてありがとうございました。

素敵な笑顔を残していただきありがとうございました。

私たちはY子さんの笑顔を忘れません。

安らかにお眠りください。





地域を考える介護現場の人々

「認知症の人の地域社会環境を考える、

地域社会の中での生活支援」

~受講生発表から一部紹介~

現場での地域との取り組みや、

これから地域で出来そうなことを

どんどんポジティブ地域環境妄想にはいっていただき発表をしていただきました。

・・・

国と地方の借金が1000兆円となった今、

認知症を学んだ介護者らの地域発信が高齢者等への予防となっていくものです。

斬新な意見を受講生らが導き出しましたので、少しだけご紹介をさせていただきます。

◇◆

①学校から校区の危険と思われる場所を地図に記入し、それをまた学校へ返している。

全校生徒への周知と課題からの解決に向けたPTAも含めた取り組みを

認知症高齢者にも使用できると思った。

②小学生の皆さんが下校時、走って帰宅しているので、

高齢者等が散歩している最中は危険だった。

☆帰宅時間に合わせて、外にベンチを置き子供が下校するのを待っていた。

麦茶なども用意し、小学生と高齢者と共にベンチで交流する時間となった。

・・・・・

高齢者が「弁当たべたか・・?」と聞くと「今は弁当じゃないよ。給食だよ」と、

笑いを交えた楽しい時間を過ごした。

・・・・・

ポジティブ地域環境改善妄想から

③小さな地域で食料品店が何もないところが自分の場所にもある。

反対側のスーパーの店主に適度な買い物に連れて行ってもらうよう頼んでみる。

④独居老人宅を地域の人と一緒に回る。

⑤月に一度でも介護現場に地域の人を招き1時間ほど交流をしてもらう。

お茶のサービスも行う。

⑥近所の自衛隊の人や役場の人等に大きな塊の雪だけでも

  一緒にボランティアでできないか相談をしてみる。

☆★

初めから大きなことを行うのでなく、

ご利用者も喜び地域も喜ぶことを考えることが基本となりますね。

★☆

「できない」と思わず「できそうだ」と考えると斬新な考えが浮かびますね。

介護サービスが複雑になった今、実際に地域の人等を招き入れ事業所を見ていただき、

文面ばかりではなく、聴覚と視覚で記憶していただけるのも

斬新なこれからの取り組みであります。

☆☆☆

地域づくりは認知症を学んだ介護事業所が遠慮することなく意見を調整しながら、

進めることが自分等がお世話になっている地域への貢献のように思います。



場所を変えたクリスマス会

小雨が降る中、ボランティアさんと、いつものお馴染みさんと

場所を変え喫茶店でクリスマス会を開催した。

あえて、プレゼントの交換以外はお楽しみをつくらず、

〝会話〟に重点をおかせていただいたが、

一人ずつの会話後の、歌の場面では歌えない方は

歩くジュークボックスと 異名をとったSさんが体から湧き上がる歌を

全員が口ずさみ、

終了間近の じゃんけんポン大会からの、豪華(?)プレゼント争奪戦は、

スリルと意欲が交差する刺激的な時間となった。

何気ない会話から、個人の日常の有様が浮き上がってくる。

いかに努力をして生きているのかが痛いほど理解できる。

日本全国、どの地区でも高齢者は「子供等には迷惑をかけたくない」と口々に訴えている。

なぜなのだろう・・

老いていくのは当たり前であり、

幼子を必死で育て上げ、今、老いた身になって

なぜ、迷惑をかけられないのだろう。

親としてどのような場面になっても、譲らないものをもつことも大事なことと思えてくるのだが、

適度な迷惑ぐらいで修めることが一番良いのだろうか。

巣立った子供等の自立は、老親にとっては精神的にも孤立と自立を促されるのだろうか。

本当の家族とは一体、何なのだろうと

考える時間となったが、

・・・・・

しかし、ありがたいのは

地域の人への信頼度がますます強くなり、

肉親以上の信頼さが湧き出て、

誰もが仲良くなりたいと思っている。

すぐ近くの地域密着型介護事業所にも、

地域寄合所の延長のように、

毎日のように5分でも顔をだし「〇〇へ行ってきた」

「楽しかった」

「あの店は安かった」・・と家族のように遊びに来ていただける。

ご利用者ともなじみの関係である。

・・・・

今こそ介護事業所は地域へ開けた解放感と誘導が必要であり、

それは、

隣の家のような適度な広さと狭さであり、

地域に後から住んだ事業所の地域貢献への場面でもあるような気がしてくる。

今こそ、本当の大人が多くなった今から、

高齢者が先に立ち、

高齢者のゆったりとした口調で、粘り強く、止まることなく、

地域を静かに変えていく課題が目前に迫ってきた。