高齢者110番の家 地域食堂 『きたほっと』 From 北見市新生町

高齢者110番の家とは、地域の困った高齢者等が、「高齢者110番の家」のステッカーの貼ってある家を訪ね、その家から地域包括支援センター等へ連絡して頂き問題解決に繋げていく。これを北見市内に広めていく事を目的とした拠点が、地域食堂「きたほっと」(誰でも集えてほっとする食堂)です。

次回 2月8日 きたほっとのご案内



高齢者虐待研修会よりご報告

昨日は、認知症介護研究・研修仙台センター主催による

高齢者虐待研修会、東京会場へ参加させていただきましたが

地域に関連する内容ですのでご報告をさせていただきます。

☆☆♪☆☆

久し振りのラッシュアワーの列車は、

電車から降りる人々を整然と並び見守っているが降り切った後は、

足が浮くほどの詰め込み状態であり、事故が起きると大変なことだと思いながらも

右へ左へとレールの曲りに合わせて体が自然と動き、

降りるときにも自分の意思とは関係なく、

段ボールのびっしり入ったミカンがこぼれるように落ちていく人々。

研修会場は、無料と言うこともあるが、

案内からも、行政・地域包括を主体とした参加者が多く、

これまた、入ると簡単には出られない状態であり、後ろの方では机がなくイスのみで受講している。

しかしながら、

研修の内容は24年度に手がけた虐待調査から25年度12月末の高齢者虐待の要因分析に基づき、

防止や対応上の留意点を整理した内容で中身が濃く、

一次予防(未然防止)、二次予防(悪化防止)、三次予防(再発防止)と展開され、

ベースとなる調査項目も新設された内容から関連をもった実態が浮かび上がっていた。

介護現場においては、教育・知識・技術の充実が必要な分析も表面化されたことや、

虐待を行った職員の性格や資質の問題・倫理観や理念の欠如と

組織の取り組みにも課題が見られた結果となったが、三瓶先生の現場にいるからこそ

の視点と取り組みが納得いく理解をいただいた。

養護者による高齢者虐待行為の内容については、

〇身体虐待〇心理〇経済〇ネグレクトの順で多く、

通報受理から事実確認、介入は即日・翌日でなされるケースが多いが、

時間を要しているケースも少なくない。

虐待行為を行う養護者自身が病気なっているとも言われているが、

介護現場のプロであっても肉親の介護は困難な現実がある。

虐待を受けた高齢者の安定した暮らしや、

病気の養護者の人生の質の向上が再発防止となり、

終結からウエルネス向上を目指した支援評価へのシフトが求められるが、

多忙な現場においても緊急から終結までの時間の短縮と、

長期にわたる地域での見守り支援があってやっと成立する。

これは、当事者の意思とは違う孤独死にも言えるのだろう。

市民後見人や市民にもフイードバックすべき内容の濃いものであった。

今年度は、大阪会場も予定されている。

伝達不十分であるが、

ラッシュアワーの列車に揺られても参加に値する内容であったと思う。



1月21日 きたほっと通信

寒い日のラーメンは、みなさんとっても喜んでいただけました。

北見の冬は、今のところ積雪量が少ないのですが、

寒さは一段と厳しい状況です。

「あーよかった!ラーメンで良かった」

「おいしい!」と寒さまで味方していただき、

一人住まいの方にとっては、久しぶりのラーメンの方もいらっしゃいました。

体操では棒体操が数回行いましたが、

リクエストが高く次回は棒体操つくりとなりました。

地域の連携の話では

昔は回覧板で近所の顔を見る事が出来たけど、

今は、回覧板を回すことができない人が多くなったと意見があがりました。

ある町内会では、回せない人への把握から、

該当する家にはコピーしたものを配布するようになったと言います。

地域とのつながりは、

回覧板も大事な働きとなっていましたが、

超高齢社会の影響は、当事者にならなければ理解できないことがたくさん起きています。

地域の意識を持つことと、状況を知ることから理解が生まれてくるようです。

新生町のお客様とボランティアの人等の電話番号が集まりだしました。

今度は、どのような連携にするのかを納得いただきながらの話し合いが必要です。

正月明けから、

日常の生活スタイルも戻り、みなさん晴れやかなお顔での参加となりました。

報告者
ボランティア 西村さん



次回 1月21日 きたほっとのご案内



きたほっと通信 1月11日

1月11日、新春きたほっと終了いたしました。

皆様、それぞれに笑顔での参加であります。

しかし、暮れから正月明けまで、通常のクラブの集まりもお休みの為、

気分が低下し、お医者さんへ受診となった方もおりました。

とても明るくいつも皆さんのことを心配されている方ですが、

「まさか、自分がこんな風になると思わなかったよ・・」と少々、自信喪失気味でありました。

心の風邪は、普通に生きる意欲までをも、もぎとっていくようです。

暮れから正月にかけては

いつものサイクルが違い、老人クラブも長期の休みの為、

ダメージが強い事が判明です。

家族等の集まり、散会、

テレビも一日や二日は良いけど続くと孤独が深まると・・

来年は「世の中のサイクルが戻るまで介護施設へボランティアへいきましょうか」と提案すると

それがいい!それがいい!と声がひときわ大きくなりました。

有償ボランティアも、日ごろから来ていただいていた男性から

気持ちよく申し込みがあり、

希望する方への橋渡しが出来そうです。

今後も、きたほっと体験者から順に希望する場へ紹介をさせていただくことで話し合いがなされました。

昨日は「お話を中心」として展開され、

◇オードブルの話題◇
暮れから正月には、オードブルをとった。並んで頼む〇〇か、〇〇が一番おいしかったと、
  みなさん前のめりでお聞きになっていました。

◇高原列車から修学旅行の話題◇

戦後の修学旅行は、トラックに藁を敷き、その上にテントを乗せ20名ほどで阿寒湖へいった。
ホテルの名前は、確か「ダイトウカン」だったと思う。

すかさず横から男性が、

「あっ、その頃だったら道路の路肩が崩れていたべさ。鉄の柵は供出でもってかれたから、

崩れていたんだ。俺トラックに乗っていたら斜めになったも」と。

*供出とは戦争当時、国から言われるように提出しなければならないことだそうです。*

また、当時の阿寒湖の店で売られていたのは「ところてん」だけだったと、

当時をしのんでいると

・・・・

◇正月に出かけた女満別の道の駅(メルヘンの丘)で〟

いなきびとかぼちゃ〟の煮たものが販売されていた。

「なっかしかったー」と

話題が話題を呼んで、

またまた、横から男性が

「いなきびは、つくりおきはしないようにね。ぼさぼさになるから」と

「そうだ!そうだ。ぼさぼさになるんだ」と

言葉のキャッチボールがリズム的に働き、

話すこと、話が展開することで誰もが笑顔となっていました。

・・・・・・

その後、

じゃんけんポン大会や、

おなかの底から出す大声から

「長い時間息が続くようになったよ」とおっしゃる方や、

最近、眠たくないのに「あくびばかりがでる」と・・

それでは「酸素を取り入れよう」と、鼻からしっかり酸素を吸い込み体全体に流し、

ゆっくり、ゆっくり口から吐き出す体操に集中しました。

☆☆☆

食事では、美味しいと満足していただけた心や、

食事を食べに来ることも、

誰かの為につくらせていただくことも、

共に地域で支え合う作用が働いていることを誰もが実感できた

今年度第一回目の「きたほっと」となりました。