本日は、唯一の天候の良い日となり
青空の清々しい中、捜索訓練が開始となりました。
まずは、事務局の伊藤さんの司会から
会長のあいさつ
町内会長のあいさつ、
地域のキャラバンメイトさんによる、わかりやすい認知症サポーター養成に始り、
北見警察署からの行方不明時の注意事項を説明していただけました。
こちらで聞き取った内容を書面におとします。
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〇警察には、家族等で探してからの通報が多いのですが、早めに通報していただきたい。
高齢者であっても短時間で目的地へ向かい、かなりの速さで歩き出す現実がある。
〇早期の通報で有れば、リアルタイムで聞きながら無線で各方面へ連絡する事が出来る。
バス会社・タクシー・コンビニ・スーパー等、早めが一番である、
〇行方不明時の服装等、お聞きするが発見時には、まったく違っていたこともあるので、
探す場面では、そのことにだけとらわれないで探してほしい。
〇警察署だけでの捜索にも限界があり、地域のみなさんの力をお貸しいただきたい。
〇命を守るのですから!
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東部端野地区高齢者相談支援センターの所長からも
北見市の高齢化率、およそ30%等のお話しや地域の要介護率などについて、
まずは、互いの顔が見える関係ができました。
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いざ、捜索では、すぐ隣を歩いていても見過ごす場面や、
上手く発見できたチームもあり、
GPSの無線連絡からの再度の捜索など、
気温が上昇するなか、無事に終了です。
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会場にもどりグループによる捜索からの意見交換会です。
・環境では、空き家が多い。
・草が伸びすぎて、もし転倒から動けなくなっても発見できなくなるのでは、
・声がかけずらかった。
・もし、違っていたら困ると思った。
・坂があるので、そこで転んだら動けなくなる危険性もある。
・人があまり出ていなかった。
・若い人等にも、このような事を学んでいただきたい。
まだまだ、たくさんの意見がありました。
◆◇認知症介護指導者からのアドバイス
探すのは大変なことを皆さんが身をもって体験された。
この体験から「老人クラブから戻ることができなくなった」等の場面では、
周りの方に伝える時期であり、
“もしも”のときのお願いをする時期であること。
『高齢者110番の家』の助け合いの輪を広げていくこと、
地域包括との連携や、
二人一組で、町内の見守り隊をつくることも30%を越した地域からの発信となること。
腕章は、100均でも販売しており、見守り隊のコピーの腕章をつけ、
散歩や運動を含め「地域見守り隊」で
子供や高齢者の安全を確保していくことも大事な発信であること。
自分等の地域が市内で一番安全な地域になることを目標に掲げよう。
◆◇
GPS捜索探知機は月に1300円と購入の金額がかかりますが、
父の日や誕生日に「大事な人だから」と添えてプレゼントするのも良いですね。
命が一番ですから・・・
GPS探知機は、まったくどこにいるのか不明な場面からでも、
ある程度の位置を知らせていただけます。
例えば車に乗車している場面では、移動のスピードが早く居場所のい移動状況がわかります。
一部高齢者住宅の利用者様にも、理解から持参していただいております。
「そんないいのだあるのかい」と、黙って持たすのではなく「大事な人だから」と
きちんと伝える事で笑顔で持参していただき、
安心して散歩に出る事は尊厳につながっております。
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皆さんに少しでも手軽に届くようにと、事務局からの相談時には価格を
極力、抑えた価格で伝えましたが、
北見コンピュターさんでは、事務費がでず人件費も出ません。
今後正規な価格での販売が必要なのかと話し合っている状況です。
今の安価なうちに購入をどうぞ!お勧めです。
私達の願いは、認知症高齢者等の行方不明からの悲しい事故を1件でも減らす事であります。
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☆ボランティア団体資金造成事業☆
認知症レベルアップ研修
認知症グループホームオホーツクブロックの後援をいただき、
ご案内をさせていただきましたところ、定員20名のところ30名を超えております。
後、数名の申し込みを受け付けさせていただきます。
再度、介護事業所関係の皆様へご案内を申し上げます。
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とき:平成27年6月26日(金)午前9:30~11:30
場所:石倉交流センター(端野町238-5)
参加費:2000円
申し込み:エーデルワイス 櫻井 電話 33-3852まで
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