10月9日は待ちに待ったきたほっとがオープンできました。
天候にも恵まれ、
ボランティア仲間からの差し入れもあり
賑やかな持ち帰り弁当となりました
・
日にちを忘れる方、
救急車で運ばれた方、
目が不自由になったと嘆く方
元気な頃の話は一昔前のようで、
時間の経過は、
体の不調も伴っていました。
しかし、今まで一緒に同伴し参加していただいた軽度認知症のAさんが、
今度は、
今までのご恩をお返しをするかのように
目が不自由となった方の手足となってBさんをお連れしていただきました。
『Aさん、Bさんを宜しくお願いしますね。』と伝えると
うれしそうに『イヤー』と少々照れながら笑顔を見せていただきました。
・
人生は、何があるかわかりません。
袖振り合うも他生の縁と言いますが、
縁から
助けられたり
助けたり
きたほっとが、
とても良い環境となっていることに自分等が、『はっ』と気づかせていただきました。
❤
また、体操後は、認知症の人の為のヘルプカードについてお話をさせていただき
皆さんから
見本につくったものを『これが欲しい』という意見もあり
・この内容を北見市全体で知らせてほしい。
・少し元気な今から使いたいという申し出がありました。
なるほど、
言葉を添えられる今から使用することで認知症になつたときには
使い方がマスターしているという効果がありますね。
上手く道具を使う事で、
人からの優しさや理解が得られる場面が多少でもあるなら
『手助けしたいが、何をして良いかわからない』と言う優しい人たちにとっても
より具体的で
互いが希望を叶えるチャンスとなります。
人と人とが話をすること、
意見を聞くことで『きほっと』から副産物の北見独自の発信ができそうです。
ZOOMの話し合いからの意見交換を行っていますが、
『永田先生にもお起こしただき
皆さんからの生の意見を聞いてもらいたい』と言う意見もありました。
ヘルプカードへの参加者からの賛同をいただきとても嬉しくなりました。
次の目標は、認知症を患う人が好んで持ち歩き、使いやすさや
使いづらさを教えていただき
上手く伝えることができなくなった認知症の人が
希望が持てる世の中になると良いと実感です。
次回は11月となります。