5月31日 認知症の人と共に暮らすまちづくり研修会

2022年の今から、

2000年の介護保険開始時には考えられなかった

100歳代の人の元気な姿と子供の数の減少から、

様々な面で『未来の若者に負担がかかる』と多くの場面で叫ばれておりますが、

その負担を少しでも軽くする為にも、

認知症になっても、

障がいをもっても、

高齢で支援が必要になっても

共に地域で生きていく為には、

日常の暮らしの中における共生の為の『希望のカード(ヘルプカード)』が

大きな働きとなります。

バスに乗り、目の前に立つ高齢者に席を譲って良いのか否か、

戸惑う場面も若い世代はありますが、

そこに、

『物忘れがあり疲れます。すいませんが席を譲ってください』と具体的に

書かれていたら、

少し離れた場所からでも、

都合の付く方が「どうぞお座りください」と席を譲ることができます。

認知症になると、とても疲れやすくなります。

久しぶりの研修会のこともあり

当日の参加者もあり、

検温・健康調査を北見市 社会福祉協議会

北見市・留辺蘂温根湯温泉地区地域包括支援センターの皆さんが

笑顔で対応していただけました。

各講師の先生のお話に、皆様真剣に取り組まれておりました。

研修会には、

留辺蘂高校生も参加をいただき熱心にメモを取る方もおり

頼もしく思いました。

小さな積み重ねが必要であります。

SOSネットワークも地域の人等の助け合いであり

未然に防ぎ自ら希望を出しているヘルプカードも

それまで助ける支援を行っていた人が

具体的な願いがカードを出し支援を受け取ることができる

どちらも同じ助け合いながら地域で生きていく手段であります。