昨日の懇談会は、地域住民や民生委員・連合町内会の人々や
市内精神科ソーシャルワーカー・介護現場の人々、居宅ケアマネさん等が多数お集まり頂き
活発な意見の交換となりました。
★
講話では北見警察署からの認知症の病気からの行方不明者の減少や、
住民等が保護してからの通報が多く昨年20件の保護から今年はすでに40件に達していることなど、
住民らの認知症の理解が浸透していることを思わせる情報となり大きな励みをいただいた。
★
グループワークでは、認知症らしき人を見かけても
そこからつなぐという場面が少ないことから、
一歩踏み込んだ地域包括支援センター等との連携の必要性や
★
「地域とのふれあいと言うけれど、
どうやってよいか分からない」
★
ここでは、確かに地域交流と呼びかけて来られる人は一握りの人であり、
孤立する人の中には
・独居で年齢が高い
・病気である
・生活困窮者等
一概に決め付けることはできないが、
なにがしかの今後、気持ちよく受け入れていただく場面での
気配りや心の使い方への学びとなる。
★
グループワークの中の話し合いテーマの一つに、
「地域に認知症の人がいますか」という問いに
『アー自分は地域を見渡してはいなかったなー」と若い人からの大事な意見。
★
「町内会に自分等も出なければいけないけど、どのようにして参加したら良いか不明」など、
若い人等の貴重な意見も出され、
★★
高校生の「盆踊りってなーに」という昔ながらの伝承が途絶えていること、
たかが盆踊りだけど「されど盆踊り」で多くの人との顔を合わせる機会となることや、
盆踊りの当日までの目的を同じとする年齢層の違う交流場面など、
防犯が問題であれば明るい時間帯の切り上げの検討もあるが、
★
町内会の青年部に「中学生・高校生等が一年に一度だけの力を見せる役割つくりの場」等の参加型の
町内会組織の在り方、
超高齢者社会にふさわしい町内会の変容が求められている考える時間を授かった。