北見には北海道から北見市勤務となっております保健福祉部、
平野次長は福祉専門であり、永年の現場知識も踏まえ相談からのアドバイスも的確に指摘いただいていますが、
『高齢者110番の家』との関わりでは当時北海道において大変深く関わっていただいた事を先日、知ることとなりました。
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現在も多くの智恵を授かり、
市の女性担当者も医療や介護の相次ぐフォーラムへの参加で
ついつい「お休みくださいね」と言葉が出てしまいますが、
遠方からの出席者からも
行政との一体がうらやましいとお言葉を頂戴しました。
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北見市社会福祉協議会の矢久保課長からの『災害が起こったとき、隣の人に声をかけられますか』
というグループ討議一部分からは、
・自分から積極的に情報を流す働きが必要と思う。
・最近、引越し関係つくりはこれからである。まだ自分からことばをかけるのは難しい状況。
・10月に研修予定。町内の体制を図面を使って準備する予定。誰が誰を助けられるか研修。将来を見据えて努力する。
・隣どうしは声をかけあっている。
・家庭の事でせいいっぱいかもしれない。
・地域のつきあいが大事
・集まりがあっても出てこない人もいる。
・すでに近所の人から『頼むね』と声をかけられている。
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講義から『苦しい。助けて』と言われても
●地域力(自分達の地域は自分達で守るという意識)が無ければ困難
●地域での互いの自覚・連帯感から自主的に結成する自主防犯組織が必要。
昔のご近所どうしの「火の用心パトロール」のような連携スタイルかと浮かんでくる。
●阪神淡路大震災では救助された95%が自力または家の人や隣人が救助したそうだ。
●緊急時に助かる方法は、日頃からのご近所どうしの連携と、必需品の備えや
仲間とのネットワークが必要なようです。
また、東日本大震災等、大きな災害では資機材などのハード面の支援体制も重要と学びました。
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まだまだ震災からの復興は遠く家が残っても崩壊の危険から
形ある家を壊さなければならない二次的な精神的苦痛など長い道のりでの支援と心の支えが必要と感じました。
※写真掲載の許可をいただいております