10月12日の「きたほっと」、
皆さんが揃うまでの茶飲み話から始まり、
藁屋根の大型風景画の一枚に集中し見とれている来場者。
風景画から懐かしいふるさとの話題となり、開拓当時の両親の苦労話を思い出されている。
そこに『滝上が紅葉の見頃らしい』と難聴であるが元気に一人で暮らす男性が訪れる。
「電話をかけて聞いてみた。14日頃までが良いらしい」と。
また、ここで話が盛り上がり一人二人と馴染みの顔が増えていく。
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高校時代のいじめから、
心が痛んでいた人も、きたほっとが交流の場となり少しの自信から職に就くことができた。
今日は、職についてから初めてのボランティア参加であるが表情がとても良い。
お父さんも嬉しそうである。
嬉しい・・嬉しい・・本当に嬉しい
・・・
人は人によっての無謀な痛さから折れるが、
人は人からの支えにより、また復活することができる。
・・・
「きたほっと」は、このようにいつまでも派手でなくても、
普通に生きる喜びをいただける場であってほしいと思う。
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『第一回目、遺言制度説明会』
Y理事から『難しくて皆さんが嫌がるのでは』と心配をされていたが
思った以上に皆さんが真剣に集中していただいた。
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何と、皆さんからY理事がまだ学び途中の『宿題』3点まで出され、
次回、調べて説明をすることとなった。
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公証役場の説明と利用の仕方等、地域の認知症を患う方も参加されていたが、
娘さんと共に最後までプリントを見ながら同席する事ができた。
『自分からも合わす』というこのような時間も残された力の勘案から適度に必要なのだろうと考えさせられる。
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上記終了後は、早朝のプライバシーへ配慮した『看取り』のお話をさせていただいた。
どの方も、真剣である。
今後地域の中でも互いが助け合い看取ることもあることから、あえてお話をさせていただく。
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少々難しいが『パーソンセンタードケア』についても。
看取られる人も、その人にかかわる身内や、医師や看護、
いつも共にいる介護者等の全ての人が、互いに働く『人間愛』から、
一人の人のターミナルを通して、
亡くなる人からの“優しい慈しみのある笑顔”は知らずうちに、こちらが支えられていることとなり、
その精神的作用が感謝となり、
それが自然の『ターミナルに関わった全ての人等への“その人らしさを高める事”』になっていることを・・
★★★
その後は明るく、
皆さんといつもの笑いの体操や
脳活性化運動、
歌では、音読からメロディーをたどり、
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感情をたっぷりとお腹から声を出し、
声が出ないと言う方の為に皆さんがイストレーニングを行い
男性が多い輪唱は一段と深さを増しボランティアさんも加わり、
どのお顔にも達成感のある満足の時間をいただいた。
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『きたほっと』の調理から
自宅でも工夫されている方もおり、食への効果も現われている。
鮭汁も美味しく、五目ちらしも美味しく、お団子も美味しい!!と・・
心もお腹もバラエティにとんだ豊かな時間となり、
皆さんが帰った後にも3名が残り、またまた限りない心の時間をいただいた。
感謝・・・