昨日の吹雪から誰もが「今日は、きたほっと、あるんだろうか」と思う中、
「閉まっていたらがっかりするだろうなー」と早めに到着すると、
ボランティアさん等も集まっていただき、
「米をいつもより減らそうか、いやいやいつも以上に来るかも」といつも通りの量で無事に開店させていただきました。
☆
中には「今日は、あるのですか」と電話をかけていただける方、
「今日は、売り出しだから買い物してから行くからって言っていたよ・・」と
連絡を交わし来ていただける方、
誘い合わせて二人で来所することに安堵します。
みなさん、どのような天候でもに来ていただけることに対策が必要か・・と少しの不安もよぎります。
☆
雪かきで疲れた体をほぐすためにも、
しっかり足腰を伸ばしストレッチを行い、
先日の体操棒つくりから、
「毎日、寝る前に背伸びしているんだ」と、
家庭の中まで「きたほっと」の良き影響が出ていることもあり、
本日も棒体操で体を伸ばしていただきました。
☆
また、スリッパを脱ぎ足をしっかり踏ん張り、
上半身はリラックスをして
足を広げ、
ゆっくり腰をおろし足の指で床を掴むように踏ん張ります。
1~2分で
「足がブルブルしてきた」との声も上がり、静かに体を元に戻していきます。
「自宅でもやるわ!これいいね!」と。
☆
①約束は無理をしないこと、
②十分に体をほぐしてから行うこと、
スリッパを脱ぐことで、しっかり足から感覚が入りました。
足の指も大地を踏みしめようとグイグイと力が入り、今までにない足裏の運動になりました。
☆
また、今日は地域包括さんが「〇〇さんは、
奥さんを亡くして話し相手を探しているんです」と、同行された男性の方を紹介されました。
・・・
皆さんから優しい言葉をかけていただき
懐かしい故郷のお話や
フランク永井の歌を歌い
「声が出なくなった」との話から、
みんなで腹式発声を行い、その後に歌われると驚くほどの大きな声で歌うことができました。
☆
話す人がいなくなることは、
声を出すことも少なく
声はいつしか小さくなり、ますます気分が低下するようになります。
◇
歌が終わるとみなさんから大きな拍手をいただき
「上手だねー」と褒められると、
「畑の真ん中でうたっていたんだー」と話され
勝ちじゃんけん、負けじゃんけんで頭を使い、
その後は、気分よく大勢の人々と「おいしい」と、ごはんを召し上がっていただきました。
☆
女性達の面倒見の良さとハートから、
独居の男性も「ほろり」とさせる深い愛しみの心が届いたようです。
・・
また、先日からの続きの課題から、
これからの身体変化時の対策を皆さんで話し合いました。
元気だよ!という目印になる旗を立てるか。
旗が立たないときには、必ず声をかけ合うこと等・・・
何度も話し合うこと、
しかし、遅すぎず、
皆さんと練っていくことで、ますます横のつながりが強くなっていくようです。
・・・
帰り時には、お日様も顔をだし、
集団下校らしき心配もすることもなく、
笑顔で足取りも軽く自宅へと戻っていかれました。
気分が低下すると食欲もなくなり命をつなぐのは
「人との交流であること」をご利用になる方々から教えていただけました。
***************
喜劇認知症劇団きたほっと「地域で暮らすツルさん」
13時からは、来客も登場する喜劇「地域で暮らすツルさん」の読み合わせも行われ、
もっと派手めに「こんな風に」と語尾を強めたり、
北海道弁を駆使したり大笑いの練習となりました。
***************
配役は娘:吉永小百合さん、
高齢者支援センター:島倉千代子さん、
◎主役:亀有ツル
友人:カメ
A・B・C・D
、餡パン売り場の人
警察官、きたほっと友人、
北海盆歌を踊る地域の人々、AKB、
次回の最終練習は、金曜日18時30分からですが、皆さん演じる事に病み付きになりそうな気配です。