世の中の感染状況が収まりつつあった頃、
中崎 孝俊 会長をはじめとし、
地域のみなさんや、会員が『地域食堂 きたほっと』に集まり、
いろいろな意見を話し合った結果、今ヘルプカードが様々な方へ広がっています。
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一番、生活に密着しておる金融機関である『北見北洋銀行 中央支店』さんが真っ先に取り組んでいただきました。
超高齢社会の暮らしにおいては、
口には出さずとも
○読むことはできても字を書く事に不安があったり、
○脳卒中の後遺症から体が不自由になった方でも、
○目が悪い方でも
その他のお手伝いが必要な方が言葉で伝えるには勇気がいりますが、
そこにカードがあることで、
手に取り窓口まで持参すると笑顔で対応していただけます。
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また、しばらく館内を拝見させていただいておりましたが、
何かとお世話をしてくださる男性職員さんが
積極的にお客様を察知され、お客様に代わり窓口まで行き何かと気配り手配をしておりました。
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お元気なときの職業によっては、
人様のお世話をすることはできても、
お世話を受ける場面では勇気も必要とする方もおりますが、
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文字を書く自信が無くなったときがきっかけとなり
信頼関係ができると再び、相談したいなーと思う事に繋がったり、
それまで拒否されていた
介護保険の導入も受け入れがしやすくなることにも通じます。
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そのように考えると金融機関のヘルプカードは、重要な役目となりますね。
地域においては、一人の人からのネットワークに金融機関が加わると、
そこには、信頼と安心があり、
一番心配なお金の部分がクリアーとなります。
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町へ出た場面での嫌な出来事は、その後の閉じこもりにつながるなど、
軽度からの進行が加速します。
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早いうちからの信頼関係つくりが進行を阻止し、
住み慣れた地域で暮らし続ける事ができますね。
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新年度4月より北洋銀行全店で配置されるそうです。
高齢者にやさしい対応は、若者にも誰にでも暮らしやすい環境となりますね。