認知症の人のヘルプ(希望の)カード

3月14日、

認知症の人のヘルプ(希望の)カードの
報告に北見市介護福祉課へ行かせていただきました。

多忙な中、ご担当の皆様には、
知る限りの情報を伝達させていただき、
地域推進員へ過重な労力がかからないよう、

また、チームオレンジでは、なるべく認知症を患う当事者が
ご自身の希望があるのであれば、
気心が知れた支援者の選択(友人・知人含む)からの
次の段階の認知症レベルアップ研修修了者等、幅を広くすることや、

認知症の人の為のヘルプカード(希望のカード)は、大勢の方に印刷し渡すのではなく
場面を想定した小さな場面から思い浮かべていただき

① 買い物の場面
② 金融機関の場面
③ 銭湯の場面
④ タクシー含む交通機関の場面
⑤ 受診時の場面
⑥ 旅行の場面
⑦ 図書館の場面
⑧ コンサートの場面等、

お一人からの希望する内容を互いが知り、
どのような図柄が良いのか
もしくは、自分が自ら作りたいのか、

●支援する側が初めは数回、共に行動し
●皆さんに周知し理解を求め、
●その後は、ヘルプカードをお一人で当事者が使い

また、不都合があれば
当事者と話し合い内容をよりわかりやすくしたりするなど、

2022年度は、
各、地域において1件でもヘルプ(希望の)カードのご利用が進むよう、
鈴木次長はじめ、
周知作業のお話しに展開することができました。

ご多忙の中、
真摯にお話を聞いていただき北見市介護福祉課の皆様誠にありがとうございました。

🌞

※認知症の人の為のヘルプ(希望の)カードは、
人とのコミュニケーションを活発にし、
社会参加を促し、
人とのふれあいの段階を経て、
いよいよ困難となった場面では、
命を守るためのGPSの登場にスムーズに移行できると思います。

それまでは『お守りだよ』と渡していたり、靴の中に入れたりと
ご苦労もありましたが、
自ら命を守るためにGPSへも経験から必要性を体得していくものと考えます。

ヘルプ(希望の)カードは、人と人を近づけるものであり、
北海道新聞に掲載された失語症サロンでは、ホームを拝見すると
失語症カードも紹介されてありました。
ヘルプ(希望の)カードから、
多くのカードに視点が当たると、より人にやさしい街になりますね。