先日、北見警察署の課長さんと今後の認知症高齢者等の徘徊、
地域の安全を求めた懇談会の計画について依頼や相談、地域の今の状況について話し合う貴重な時間をいただいた。
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認知症を振り返ると、
昔から痴呆症(認知症)と言う病気はあり、高齢者の増加と共に身近な人々の発症が顕著に認めれ、
国の予想を大幅に超える数が現実となり誰もが他人事ではなくなっている状況である。
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一方、全国各地、万引きにおいても年を重ねた人の検挙率が高くなり
現在の北見・美幌両警察署では
1月~4月に検挙された25名のうち72%が60歳以上だと言う。(5/30経済の伝書鳩)
「お金が無くて」という経済的な動機は少ないとある。
高齢化率が26.7%と(昨年12月末現在)
4人に1人以上が高齢者となり人口は減少しても高齢者は増加している。
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仕事、健康や体力、家族との別れ等、多くの物を失い喪失感が高まる時期に、
高齢者の生きがい、物事へのやりがいからの達成感、
地域の中における交流等、高齢者の心のバランスをどのように保つのか、
小さな地域の寄り合い所や趣味を通した小さな地域のグループの存在など、
高度成長と共に地域の仲間意識から個人としての考えが高くなり
家族のスタイルも多くは夫婦と子供二人の世帯から現在は独居高齢者世帯へと変化している。
地域意識と言う目には見えない゛地域の財産゛を失った今から世話役も入り仲間つくりを発信することも大事なようだ。
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地域の有償ボランティアの実現は少なからずも何らかの人との交流となる場面である。
ボランティアに行く人が互いに助け合う場面となることも多いように考える。
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本日から「北見高齢者110番の家」の仲間等が福岡において
「日本認知症ケア学会大会」へ行き
地域つくり分科会において発表をさせていただく。
自分等が取り組んでいること、
また、国内の状況など学ばせていただくチャンスである。
素敵な仲間等と共に参加できることを嬉しく思う。