認知症の人の行方不明者が全国的に増加しています

認知症の人の行方不明者が全国的に増加しています。

北見市では、介護福祉課職員の皆様が24時間交代で行方不明時の電話受け付けを行い
SOSネットワークへつないでいます。

お風呂の時のも、
買い物時にも、

私たちも高齢者110番の家の前には『行方不明から安全に戻れることを願う会を』有志と立ち上げ
マイクで、年齢・性別・背格好・服装等呼びかけ家族と共に捜索をいたしました。

当時は、認知症の人がいなくなるんだ!と驚きもありましたが、

同時に啓発にもなり
北見市のあったかみまもり配信や電話直接受付から
行方不明者です!と連絡が届いても住民が発見し捜索以前に見つかることが多くなり
私共の『行方不明から安全に戻れることを願う会も、発展的解消となりました。

先日は、希望をかなえるカードを用いた捜索模擬訓練を高齢化率52%の町で実施しました。

カードを使用した模擬訓練(留辺蘂高齢者相談支援センター主催)は地域の皆様からも高評価をいただきました。


アンケートから
Q.ヘルプカードの必要性についてどう感じましたか?

・勇気が出せるかどうかだと思いました。カードがあると会話が進んでその人の目的がわかり便利だった

・自ら困りごとを発信できない人にはとても有効

・カードがあるとどうサポートしたら良いか明確で使いやすい思った

・言いずらい人もいると思うので、ヘルプカードがあると言わずに
 伝えられるし便利だと思った。あったらすごく便利

・認知症の方やそうでない方でも大きな一歩になり可能性が広がる
 と思った

「行方不明」を扱いましたテレビ放映について情報をいただきましたのでご紹介いたします。

① 11月20日(月)19:30からのクローズアップ現代

② 同日11月20日(月)20:00からのハートネットTVで
③ 翌11月21日(火)20:00からのハートネットTVで放送予定です。

他人事ではなく
若くても認知症を発症され病気と闘いながら家族を養い生活をされております。
認知症は、年齢を重ねた人のみの病気ではないのです。
このような場合も国民年金や社会保険などによる障害年金への手がかりとなります。
無保険は何もでません。


交通事故からも認知症状が出現する場合があります。
認知症を隠す時代ではないのです。

自動車学校の職員さんも認知症サポーター養成講座を受けています。(永田久美子氏)
教習所のプロの力を活かし、更新時等やさしく自主返納を勧めることで家族が伝えたことによる
家族関係悪化を防止することができます。